最近またビットコインが上昇しているみたいですね。そういう情報が流れて来ると、どうしても気になってしまうものです。
しかし、個人的にはお勧めしません。
なぜ仮想通貨をお勧めしないのか
なぜビットコインを筆頭とする仮想通貨をお勧めしないのか、以下に列挙します。
仮想通貨をお勧めしない第一の理由
株式や債券と異なり、それ自体は(他の通過同様)価値を生まないからです。
株式であれば企業価値の向上による株価の上昇、債券であれば企業活動の結果としての金利を得られます。
仮想通貨には、そうしたキャピタルゲインやインカムゲインがありません。
つまりトレードによる価格上昇(または下落)があるのみです。
そういった金融商品はギャンブル的要素が強くなるため、我々庶民の資産形成には不向きなのです。
仮想通貨をお勧めしない第二の理由
それからもうひとつ、値動きが激し過ぎるのも理由に挙げられます。
少なくとも投資を始めたばかりでリスク耐性のない人が手を出すものではありません。
第一の理由ともつながってきますが、トレードによってのみ価格上昇/下落が起きるということは、必然的に値動きが激しくなります。
それ自体が価値を生むことは、価格の上昇/下落に一定の歯止めがかかることとにもなるのです。
ビットコインは一時期、最高値から3分の1以下にまで価格が下落しました。
当ブログが推奨している全世界株のインデックスファンドであれば、3分の1にまで価格が下落することはまずありません。ゼロではありませんが。
まとめ
以上が投資対象として仮想通貨をお勧めしない大きな理由です。
このほかにも市場がまだ整備されていなかったり、不正・詐欺・盗難があったり、税金の問題があったりと、様々なハードルがあります。
これらを乗り越えて利益を出せる人は、中にはいるでしょう。しかし、あえて手間や手数料、リスクを負って投資する対象ではないと思います。
