またすごいこと言う人が現れましたね。
毎月2万円以下なら「オルカン」と「S&P500」はお勧めしない…新NISAで「素人が本当に買うべき金融商品」とは
国際分散投資が叫ばれる今(というかここ10年以上ですが)、日本集中投資ですか。全くお勧めしません。
額に関わらずTOPIX一本はありません
どのようなインデックスを買うかはその人の自由ですが、私はあまりこれら(※)をお勧めしません。お金に余裕があって投資を分散したい人ならいいですが、そもそも毎月最低投資単位の2万円ぐらいを積み立てるのが精いっぱいという人もいるでしょう。なにか1つしか買えないという条件の下であれば、私なら日本株のインデックス、TOPIX一択かなと思っています。
日本株の投資信託の場合、そこで取っているリスクは株式の株価変動リスクだけです。これに対して外国株の投資信託の場合、株式の価格変動リスクに加えて、為替の変動リスクも取らなければいけません。もちろん、この為替の変動リスクをヘッジすることは可能です。ヘッジありの商品もありますから。しかし、そのヘッジにはコストがかかります。
※ブログ筆者注 オルカンやS&P500
https://president.jp/articles/-/82373?page=6
この記事の筆者は、オルカンやS&P500は為替変動リスクがあるから勧めない、という理屈を展開しています。
しかし、私は為替変動リスクを取ってでもオルカンに投資すべきという立場です。
画像は平成元年から令和6年までのTOPIXと日経平均のグラフですが(産経新聞から引用)、こんなに長期間低迷していた市場を信頼して資金を集中投入できるでしょうか。
いつまた深刻な低迷期に陥るかわかったものではありません。好調な北米市場ならまだしも、と言えるレベルです。
