株式投資

NISA制度に罪はない

最近、こういう個人投資家の不安を煽るような記事が多いんですが、記事の本筋とは異なる部分で伝えたいことがあるので取り上げます。

NISA制度は非常に優れた制度です。我々庶民がそれなりの資産を築くのに、活用しない手はありません。

しかしその優れた制度も、活用方法を間違ってしまったら、資産を築くどころの話ではありません。

「大事な大事な退職金2,000万円が“NISA”でみるみる溶けた。」年金月20万円の65歳元サラリーマン、老後計画崩壊で大後悔…

給与振り込みで利用している銀行の担当者から「Aさんは間もなく定年退職ではないでしょうか。おめでとうございます。老後の資金についていつでもご相談に乗りますよ」と連絡がありました。投資経験ゼロのAさんは、それなら一度話を聞いてみようと、銀行に出向いて説明を受けることにしました。

(中略)

すっかり信用してしまったAさんは、退職金まるごととほかにも定期預金の500万円までもその銀行の担当者に言われるままにNISAによる投資を行い、その後、何度も買い増しや買い替えをしていくことになります。手数料の金額もよく把握できず、一部で成果が出たものもありましたが、新型コロナの時期には、評価額は約半分にまで落ちこんでしまいました。

https://gentosha-go.com/articles/-/59803?page=2

銀行なんぞでNISAを始めてはいけません

記事には銀行の担当者から勧められて、とありますが、銀行なんぞで投資を始めてはいけません。

投資で利益を出すとか損失を被るとか言う以前に、間違いなく悪手のひとつです。

銀行の担当者に言われるがままなんて、もってのほかです。

投資は楽天証券やSBI証券といったネット証券で始めましょう。

もしネット経由で口座を開設し、投資資金を入れ、対象の株式や投資信託を購入できないとしたら(もちろん最初は誰かに聞いたり調べたりしてです)、投資を始められるレベルに達していないということです。

誰かも言っていましたが、あなたの資産のことを真剣に考えているのは、あなたしかいません

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