日本株調子良いですよね。ニュースでもよく取り上げられていて、この機会を逃したくないと思う気持ちはわかります。
とは言え、特に日本株の投資割合を上げる必要はありません。全世界株の時価総額加重平均の組入れ比率から変更する理由はないと考えます。
なぜ日本株の投資割合を上げなくてよいのか?
日本株の投資割合を上げなくてよい理由は、以下に示す画像を見れば分かると思います。
このグラフはバブル期の日経平均最高値を記録した日から2024年2月23日までのS&P500(水色)および日経平均(紫)のチャートです。
日経平均が30年以上かけてやっと値を戻した間に、S&P500は10倍以上になっています。
日経平均は1倍、S&P500は10倍です。
S&P500が今の勢いを継続できるかだって予測できませんが、長く低迷を続けてきた日本株が、最近少し調子良くなって来た(ように見える)からと殊更にひいきする必要もないのです。