長年運用を続けるGPIFが貴重な資料をXで報告していました。
堅実な実績をたたき出すGPIF
今でこそ国内・外国債券、国内・外国株式が25%ずつの4資産均等分散ですが、
当初は株式は20%(国内11%、外国9%)、残りは債券という安全寄りの配分でした。
それでも2001年から2023年度第3四半期までの通算の年利は3.99%という成績。
それだけ債券を組み込んでいても、約4%の利益は出せるということです。
これ、約23年間の平均利回りです。しかもリーマンショックやコロナショックなどの期間を含んでいます。
今の株式市場の好調具合からすると、債券を50%含むポートフォリオはかなり安全寄りに見えるでしょう。
ですが好調な時も不調な時もずっと継続することが、この堅実でしかし複利の効果を考えると決して悪くない数字をたたき出す唯一の方法なのです。