当ブログではインデックスファンドを推奨していますが、今回はアクティブファンドを選ぶ難しさを示してみたいと思います。
例に取り上げるのは「ひふみプラス」です。
平均を上回り続けるのは至難の業という事実
純資産残高5,800億円もの資金を集める、アクティブファンドの中でも有数の人気を誇るファンドですが、ここ最近の成績は振るいません。
このファンドが人気を博したのはTOPIXを大幅に上回る結果をたたき出していたからですが、昨年来の上昇相場に乗れずにTOPIXを下回る低調な成績です。
下のグラフを見てわかる通り、この2年弱の間、TOPIXの後塵を拝し続けています。
このように、ある時期は平均を上回っていても、10年20年の長期に渡って平均を上回ることは至難の業です。
流行に乗って人気のファンドを購入した後、しばらくして市場平均にすら勝てないようになり、それにも関わらず高い信託報酬を払い続けるのはかなりの精神的苦痛です。
ではどうするのが正しい選択か、賢明な読者の方はもうおわかりでしょう。