配当金……良い響きです。憧れますよね。
とは言え、資産形成期なら税金分だけ非効率になるのでお勧めはしません。
と、いつもはこれ以上の主張はしないところですが、今回は別の角度から考えを述べます。
配当金は長期投資の握力につながる
配当金(分配金)の受け取り時には、税金(所得税、住民税、および復興特別所得税)がかかるため投資効果が非効率になります。
したがって資産形成期ならその税金分だけ非効率になるのでお勧めはしません。
分配金再投資型の投資信託がお勧めです。
最近のeMAXIS Slimシリーズに代表される信託報酬が低廉な投資信託は、ほぼ間違いなく分配金再投資型なので、それらを選んでおけば間違いありません。
そしてここからが本題ですが、配当金というのは投資のリターンを実感できるので、長期投資の握力につながります。
その意味では価値があります。
その時、選ぶ商品は高利回りをうたう投資信託ではなく東証に上場しているETFにしましょう。
高利回りをうたう投資信託は信託報酬が高く、元本を削って分配金とするいわゆるタコ足配当が可能なのでお勧めできません。
その点ETFなら信託報酬は基本高くなく、タコ足配当も仕組み上できません。なので選ぶならETFです。
