こんな記事がありました。悪気はないのかも知れませんが、ミスリードを誘う記事ですね。
いや同じなわけないでしょ、という話
確かに収入の額という面だけ見れば、10億円の預金から得られる月収と月給は同程度かも知れません。
しかし給与収入が1日8時間(プラスα)、週5日、月20日で12ヶ月働いた対価なのに対して、10億円による資産収入は完全なる不労所得です。
この2つの間には、決して埋めることの出来ない格段の差が存在します。
給与を得て生活している人が平日はほぼ仕事と通勤にしか時間を割けないのに対して、資産収入で生活している人は、平日と休日の区別なく自分の使いたいように時間を使えます。
しかも、10億円の資産収入が23万円なのは無リスク資産に投資しているからであって、もう少しリスクを取れば、収入は倍以上になります。
KB国民銀行の1年満期定期預金の金利は年0.80%だ。
NH農協銀行の定期預金「大満足実質預金」は基本金利が年0.75%。
ウリィ銀行の「WON預金」は年0.65%。
ハナ銀行の「株取引定期預金」と「高段位プラス定期預金」はそれぞれ年0.75%と年0.70%だった。(以下略)
https://president.jp/articles/-/80484?page=3
その場合、生活に困らない程度に収入を得るには10億円も投資する必要はありません。もっと低額で済みます。
結論としては、大きな額のお金には巨大な力がある、という当たり前の事実です。あらためて言われるまでもありませんね。