債券投資

投資期間が目安とされる15年に満たない場合、どうしたらよいですか?

よくある質問ですね。いきなり回答を書いてしまうと、個人的には(先進国)債券をお勧めします

なぜ債券をお勧めするのか?

最近の投資環境では債券は不要と言われがちですが、リスクの大きい株式と比べて債券はリスクが小さい分、投資期間が短い場合の選択肢に入ると考えています。

画像は投資信託の目論見書に必ず記載されている各資産クラス毎のリスクとリターンのグラフですが、(ちなみにオルカンのです)見ればわかる通り、債券(赤枠内)は低リスク、低リターンです。

低リターンではありますが、先進国債券なら預貯金よりは利回りが良いですよね。

先進国債券の実例

債券ファンドのリターン

先進国債券ファンドの実例を示します。2009年から運用されている、それなりに歴史あるeMaxisの先進国債券ファンドです。

現在の感覚で低コストというわけではありませんが、設定来トータルリターンは59%、年利換算すると約4%です。

もちろん債券ファンドと言えど、どこかで暴落に遭うことは避けられませんが、株式ファンドと比べれば被害は少なく、回復にかかる期間も短く済む可能性が高いと言えます。

これが低リスクと言う理由ですが、具体例を見てみましょう。

債券ファンドのリスク

リーマンショック直前から、各資産クラスのチャートを比較してみます。 債券もリーマンショックの影響は受けていますが、株式の半分以下です。

日興AM HPから引用

いかがでしょうか。以上が投資期間が長期投資の目安となる15年以下の場合に、先進国債券ファンドを選択肢のひとつとして挙げる理由です。

割とこの問題は異論がある話だと思いますが、ひとつの参考まで。

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